mushinohonのブログ

注意欠陥を克服しようとしています。読んだ本や日々頭に巡ったことを残していきます。

人生心得帳を読んだ

言わずと知れた松下電器創業松下幸之助さんの著書を読んだ。
会社を大きくしただけでなく、倫理教育のためにPHP研究所を設立したり、政治教育のために松下政経塾を開いたりと、調べれば調べるほど、その凄さに驚く。今も大きな影響を世に与えている。

この本を読んで、著者は、自分を俯瞰し、理解すること、人を信頼することを意識して来られたのだと思った。

すごく基本だが、忘れがちなことで、自分に何が適しているか、どんな力があるか、わかっていない人が多いという。

特に、72頁にある、「自己観照」という言葉が心に残った。著者によると、自己観照とは、
自分で自分を、あたかも他人に接するような態度で外から冷静に観察してみる、ということです。言い換えると、自分の心を一旦、自分の外に出して、その出した心で自分を眺めてみるのです。
と解説している。

「山にいるものは山を見ず」を意識して自分に対して行うという。

物事に熱中している時ほど、己を客観的に見て、反省する、ということも書かれていたが、私は、「自己観照」という言葉の漢字が素敵だと思った。
反省するのも、俯瞰して自分をみて、自分を照らす。
自己観照とは、自分に光を与える行為なのだと思った。

松下さんが周りにも勧めてこられたこの心得。
忘れがちだが、忘れずにいたいと思う。