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mushinohonのブログ

注意欠陥を克服しようとしています。読んだ本や日々頭に巡ったことを残していきます。

最期の詩が圧巻

読書

死が日常にあるということ

二十歳の原点を読んだ。
未熟であり、孤独であることを認識し、最後までそのことを疑わなかった女性の日記。後半は、読んでいて苦しくなってくるほどに、眩しい純粋さが高野悦子さんにはあったのだと思う。
高野さんは日記を書き終えて二日後に自殺する。
高野さんにとっては、季節が移ろうように、死への期待が満ちたり、引いたりしていたのだろうか。死へ向かう意識がこんなに自然なものとは驚いた。